さっぽろテレビ塔
電話: 011-241-1131 FAX: 011-271-3680
営業時間: 9:00~21:50
GPS: 43.06111677017397, 141.3564227616718
展望台入場料金
一般料金 | 団体料金(15名以上) | |
---|---|---|
大人 | 720円 | 550円 |
高校生 | 600円 | 400円 |
中学生 | 400円 | 300円 |
小学生 | 300円 | 200円 |
幼児(3歳以上) | 100円 | 100円 |
さっぽろテレビ塔
- ※展望台入場券の販売は、テレビ塔閉館時間の10分前まで。
(季節によって営業時間が変わります。営業時間はこちらからご確認ください。) - ※中学・高校生については、学生証の提示が必要です。
さっぽろテレビ塔の歴史
当初は電波発信塔としての役割を担っており、すでに塔体が完成していた1956年(昭和31年)12月22日にはNHK札幌放送局が、1959年(昭和34年)4月1日には札幌テレビ放送 (STV)が、それぞれテレビ放送の電波を発射し始めた。
しかし、このテレビ塔の建設と同時並行的に、1956年(昭和31年)に北海道放送 (HBC) が手稲山を開拓して送信所を設置し、テレビ塔より広いサービスエリアを構築していたため、NHKが1962年(昭和37年)6月に、STVが1969年(昭和44年)1月15日[7]に手稲山に移り、STVが移った時点で全てのテレビ送信所が手稲山に一本化された。現在はAIR-G'・NORTH WAVEのFM各局の中継局施設(札幌大通中継局)とNHKの予備送信所(総合・Eテレ・FM放送)が残るのみとなった。2005年(平成17年)9月にはNHKの地上デジタル放送の手稲山送信所へ放送波を転送するためのSTLアンテナが設置された(2021年9月撤去)。
1961年(昭和36年)に松下電器産業(現・パナソニック)の寄贈により展望台の下、地上65メートル (m)の四面に電光時計が取り付けられた。これは当時大通西2丁目にあったバスセンターの利用客からの要望に応えたものである。電光時計は1998年(平成10年)と2006年(平成18年)の2度改修工事が行われ、現在は発光ダイオード (LED)製である。広告表示は当初「ナショナル」だったが英語表記の「National」になり、2006年(平成18年)の改修で「Panasonic」に変更された。節電のため、0:10 - 5:00の間は電光時計は消灯される。
鉄塔部分の色は、完成当初は銀色だったが、煤煙汚れが目立ち、また冬季の視認性の問題が指摘されたことなどから、1963年(昭和38年)に「コッパーローズ(薄朱色)」に塗り替えられた。さらに、1969年(昭和44年)にはさらに濃い「クラウディレッド」となった。
2002年(平成14年)に内外装の大改修が実施され、2・3階部分の外壁の色が薄い緑色から現在の濃い緑色になった。
完成当初はまだ市内中心部も高層の建物が少なく、札幌市内を一望できる数少ない施設としてまたプラネタリウム(現在も3階屋根部分、南面に存在する灰色のドーム形状部屋)や映画館(どちらも現在は廃止)などの観光施設もあったことから多くの市民や観光客が訪れ、展望台に上るために1時間待つのが当たり前であったという。現在は雪まつり期間中を除き、長時間待つことは少なくなった。
今も大通の景観上重要な存在だが、近隣に40階建ての超高層マンションとなるシティタワー札幌大通が完成するなど周囲の建物の高層化が進み、かつての突出感はなくなった。